【この記事を監修した人】
長谷川 慎 (はせがわ しん)
YouTubeチャンネル「Salesforce初心者講座」の運営
今回フローで作成するもの
下記のようなコンポーネントを作成し、配置することによって、取引先の関連リストで取引先責任者を一括で作成や更新、削除ができるものをフローで作成していきます。
ページを移動することなく一括でできるので大変効率化になります。
作成方法や設定方法を解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
フローを新規作成
①設定で「フロー」と検索
②「フロー」をクリック
③「新規フロー」をクリック
「最初から開始」を選択し、「次へ」をクリックします。
「画面フロー」を選択し、「作成」をクリックします。
レコードを取得
開始の下の「+」ボタンをクリックし、「レコードを取得」を選択します。
「表示ラベル」と「API参照名」は任意でつけます。
オブジェクトは「取引先責任者」を選択します。
取引先責任者レコードを絞り込みで、
項目「AccountId」
演算子「次の文字列と一致する」
値で「+新規リソース」をクリックします。
リソース種別「変数」
API参照名は任意
データ型「テキスト」
フロー外部での可用性「入力で使用可能」「出力で使用可能」にチェック
「完了」をクリックします。
絞り込み条件として「AccountId 次の文字列と一致する recordId」となります。
保存するレコード数は「すべてのレコード」
レコードデータの保存方法は「すべての項目を自動的に保存」
画面を新規作成
レコードを取得の下の「+」ボタンをクリックし、「画面」を選択します。
「表示ラベル」と「API参照名」は任意でつけます。
「フッターを設定」をクリックします。
「カスタム表示ラベルを使用」にチェック
[次へ]ボタンまたは[完了]の表示ラベル「保存」
「[前へ]を非表示に」チェック
「[一時停止]を非表示」にチェック
左のコンポーネントタブから「繰り返し」を[フローの表示ラベル]の下へドラック&ドロップします。
「API参照名」は任意でつけます。
事前入力された項目のコレクションは先ほど取得した「get_contact 取引先責任者」を選択します。
左のコンポーネントタブから「名前」を繰り返しの中へドラック&ドロップします。
「API参照名」は任意でつけます。
姓を「{!get_contact[$EachItem].LastName}」を選択します。
名を「{!get_contact[$EachItem].FirstName}」を選択します。
「完了」をクリックします。
ループ
画面の下の「+」ボタンをクリックし、「ループ」を選択します。
「表示ラベル」と「API参照名」は任意でつけます。
コレクション変数を選択で先ほど画面で設定した「繰り返しの練習 > rep > すべての項目」を選択します。
割り当て①
ループの下の「+」ボタンをクリックし、「割り当て」を選択します。
「表示ラベル」と「API参照名」は任意でつけます。
変数を作成するために、左上のツールボックスマークをクリックします。
新規リソースをクリックします。
リソース種別「変数」を選択します。
API参照名は任意でつけます。
データ型「レコード」を選択します。
オブジェクト「取引先責任者」を選択します。
「完了」をクリックします。
再度、新規リソースをクリックします。
リソース種別「変数」を選択します。
API参照名は任意でつけます。
データ型「レコード」を選択します。
「複数の値を許可(コレクション)」にチェックします。
オブジェクト「取引先責任者」を選択します。
「完了」をクリックします。
変数値を設定で
レコード変数「contact_rcd >姓」「次の文字列と一致する」 ループ「ループの現在の項目>name>姓」
レコード変数「contact_rcd >名」「次の文字列と一致する」 ループ「ループの現在の項目>name>名」
レコード変数「contact_rcd >取引先ID」「次の文字列と一致する」 シンプルな変数「recordId」
レコード変数「contact_rcd >取引先責任者ID」「次の文字列と一致する」 ループ「ループの現在の項目>ID」
割り当て②
割り当ての下の「+」ボタンをクリックし、「割り当て」を選択します。
「表示ラベル」と「API参照名」は任意でつけます。
変数値を設定で
レコードコレクション「contact_col」「追加」レコード変数「contact_rcd」
レコードを作成
終了の上の「+」ボタンをクリックし、「レコードを作成」を選択します。
「表示ラベル」と「API参照名」は任意でつけます。
レコードの項目値の設定方法「レコード変数から」を選択します。
作成するレコード数「複数」にチェックします。
レコードコレクションは先ほど作成したレコードコレクション「contact_col」を選択します。
既存のレコードを更新を「有効」にします。
既存のレコードを識別するために使用する項目「レコードID」にチェックします。
作成または更新に失敗した場合の処理「レコードを処理しない。」にチェックします。
フローの保存と有効化
右上の「保存」をクリックします。
「フローの表示ラベル」と「フローのAPI参照名」は任意でつけます。
「保存」をクリックします。
右上の「有効化」をクリックしてフローの作成終了です。
フローの配置
取引先を見ている状態で、右上の歯車マークから「ページを編集」をクリックします。
左側のコンポーネントから「フロー」を配置したい場所へドラック&ドロップします。
右側でフローコンポーネントの設定をします。
先ほど作成したフローを選択します。
「レコードIDをこの変数に渡す」にチェックします。
右上の「保存」をクリックします。
作成した画面フローの配置が完了しました。
これで使用することができるようになりました!
動画「Salesforce Winter25 フロー練習 繰り返しコンポーネントで一覧表示、一括作成、更新の設定方法」
※こちらの記事は動画を文字起こししております。
Salesforce初心者講座です
本日はWinter25の
繰り返しコンポーネントのですね
一括表示とか作成とか変更の部分ですね
実際に作っていきたいなと思います
一から作っていきますので
同じようにやっていただければ
同じものができるかなと思います
あと追加で項目つけたいよっていうときは
カスタマイズ、それをベースに
カスタマイズしていただければなと思います
今日はフローのところの
設定方法が主になります
フローを作って最終的に
ここにですね、配置していく
完成形を見ていきたいなと思うんですけども
どんなものかはメンバーの方じゃない方も
見れる一般公開でしようと思ってるんですけども
最終的にフローを持ってきて
こんな感じでやると、ここにこう
一覧が出てくるってものを
作っていくってことですね
なので追加があればここに
入れていけるものですね
こんな感じで、ドンとやると
既存のものを更新しながら
新規で追加したものを入れていく
っていう形のものになります
一旦この繰り返しコンポーネント検証
っていうのは既存のものなので
一回は消しますね、最終的に
ここに配置していくっていうものを
やっていきたいなと思います
動画ちょっと長くなりそうなので
もしあれでしたらスピードですね
倍速とか、倍速はちょっと早いかも
しれないですけど、1.25倍とかあるんですかね
そういう倍速機能を使ってみて
いただいてもいいかなと思います
それではやってきます
まずフローを作っていきます
フローを作ったことない方、是非ですね
挑戦していただければなと思います
フローいきますね
そして新規フローで作っていきます
フローを触ったことない方も
見たまんまやっていただければ
できると思うので、ぜひ挑戦してみてください
こちらですね
最初から開始っていうところですね
やってきます、今回画面フローですね
画面を出すフローなので
画面フローを選んでいきます
作成押していきます
最初フローこんな形で出てくるんですけども
まずは細かい説明は抜きにして
どんどん作り方だけいっていきたいなと
思うんですけども、取引先の下にですね
取引先責任者の一覧を表示したいので
取引先からそれに紐付いている
取引先責任者を全部取得したいので
取引先責任者を取得していきます
レコードを取得ですね
これ表示ラベルとかAPI参照名は
初心者の方は特にですね
基本的にはなんでもいいです
ローマ字で書いていただいても
なんか一応命名規則こんなものがいいよって
あるんですけども、最初はあんまり
それにとらわれ過ぎて
ストレスを感じるようであれば
特に自分だけがまずは分かってれば
いいと私は思っています
こんな形でいいです
ここも基本的に取得の時は
getとか使うんですけども
こんな形でいいでしょう
どのオブジェクトを取得しますかなので
取引先責任者を取ってきます
取引先責任者っていうのを選んでください
これですね、Contactってやつですね
ここで、これですね
AccountIdとやっていただいて
ここにちょっと変数作ってきます
今見ているレコードですね
レコードのIDを取得したいので
これはそのままrecordId、Iだけ大文字ですね
そのまま使っていただいて
これテキストという形で
これ入力と出力で使えますっていう感じで
二つ選んでください
完了ですね、押します
あとはその下はそのままでいいですね
ごめんなさい、ここ全てのレコード
必ず選んでください
一個だけじゃないので
全部ですね、とるので
今見ている取引先の
取引先責任者を全部取得するので
これすべてのレコードですね
これやらないとできないので
必ず忘れないようにしておいてください
次に画面を作っていきます
要素を追加からこの画面というのをですね
一覧表示する画面ですね
この表示ラベルとか適当でいいです
最初検証する段階ではですね
本番で使うよっていうときは
しっかりしたラベルがいいと思うので
今回は繰り返しの練習とかでいいと思います
ここも適当でいいです、こんな形ですね
ここですね、ここに下のところ
ボタンあるんですけども
これがいらないボタンが
存在してますというところです
ここ完了とかカスタムラベルで
保存とかにしていただければ
最終的にはボタンが保存になったりするので
あと前へとか一時停止はいらないので
どちらも非表示、非表示ですね
ここのところです、ここの内容ですね
繰り返しコンポーネントっていうのは
左側にあります
繰り返しというものがこれですね
今のバージョンだと下から二番目になります
これをドラッグアンドドロップします
そうするとここの部分
繰り返しになりますというところですね
何の状態を繰り返すかってことなので
ここAPI参照名必要なので
何かしら適当に名前をつける
私今めんどくさいのでRepeatまで書かず
repだけにしましたけども
何のデータを表示させるのか
っていうところで先程取得した
これですね、取引先責任者全部連ねてください
っていう形にしておきます
あとは表示オプションのところなんですけども
これお好みで、消されたくなければ
この削除出来るっていうところですね
取ると、今ここですね
が取れてくるっていう形になります
この削除ボタンですね
追加ボタンも出す出さないが
ここですね、今ここを操作してますけども
できるのでやってみてください
この部分ですね、それが
こことここを制御できるところになります
今度名前のところ名前だけに
今回するので、ごめんなさい
ちょっと操作ミスってしまいました
これをこの中に入れましょう
ここがnameとか適当な文字列で良くて
今度デフォルトで入っていて欲しいやつですね
がありますというところですね
なのでデフォルトここですね
リソースあるんですけども、取得した
上が姓なので、ここLastNameっていうやつが
あると思うので、姓を入れます
今度名前の方ですね
取得したFirstNameになりますね
これがデフォルトで入っていて欲しい
もし既存のものがあれば
っていうところになります
ここですね、この設定忘れないで下さい
姓と名ですね、完了ってやります
今度ループですね
取得したものをぐるぐる
確認していくっていう形で割り当てが続きます
ここもループとかにしちゃいましょう
名前の付け方は好きな感じでいいです
コレクション変数が繰り返しの練習
この上の部分のところから
このrepっていうところで
全ての項目にします
これでループの設定が終わりますと
今度割り当てっていうものがありまして
これですね、ありますと
これ名前何でもいいです
ここもwariateとかでも全然いいですし
こんな形でいいです
今度変数をつけていくんですけども
コレクション変数というまとめるものですね
とレコード変数ですね
二つ事前に作っておきます
ですので、ここですね
左側のここのボタンを押していただいて
新規リソースですね
変数でわかりやすいように
取引先責任者に関してだよ
っていうことにしたいので
contact_rec、レコードにします
ここまでいいですかね
ちょっとこうしましょうか
rcdにしました、これ何でもいいです
取るオブジェクトは取引先責任者なので
こんな形です、完了ですね
これが一個一個のレコードについて
今度コレクションなので
まとめて取る時はもう一個作ります
変数でコレクションなので
こんな感じにしておきましょう
データ型、レコードで
次がこれですね、複数のコレクション
コレクション変数なので
コレクションを選んでください
取引先責任者を選びますと
完了でオッケーです
これで割り当ての準備の部分の
部品というか、そういうものを作ったので
次がレコード変数とコレクション変数
コレクション変数は複数のレコード
レコード変数は一個という形でイメージで
覚えておいていただければなと
思うんですけども、レコード変数を
まずcontactを選びますと、姓ですね
姓、次が一致するのが
ループのNameの姓ですね
次が名いきましょうか
名いって、ここは一致するですね
ループのNameの名ですね
名前の方ですね、いきます
次がId撮りましょう
これの取引先Idとります
一致するループ、これはredordIdですね
現在開いてるレコードのIdに紐付けます
今度取引先責任者Idなので
これで取引先責任者Idっていうのが
あると思います、これですね
ちょっと探すのストレスなんですけども
Id選びます、それで既存のものか
新規のものかって判別できるようになるので
必ずこれ入れてください
これもループのIdですね、になります
ここまでいいでしょうか
次がコレクションに追加していくので
ここですねプラス押します
プラスでちょっと上に上げてあげて
割り当てですね
コレクションに追加とかでいいです
よくアサインとか使えますけど
今のところは何でもいいです
変数が左側がコレクション変数なので
これですね、コレクションで
追加と先にやっていただいて
このcoctact_rcd変数です
選んだ時に、別のとこをクリックすると
このようになるので
このやり方でやってみてください
もう一回いきますね
contact_red、これ選ぶだけです
この先は進まずに別の所
一回カチッと押していただければ
このように作った一つ一つのレコードを
このコレクションというものの中に
入れていきますっていうかたちですね
次に最後の要素になります、ここですね
ため込んだものを作ったりしていきます
ということで、レコード作成ですね
この時、取引先責任者更新もするので
作成更新みたいな感じでいいですかね
ここも適当でいいです
ここまでやって頂いて
ここからちょっと設定があります
作成するレコード複数です
一つだと一つしかできないので
っていうところですね
今回複数作りたいのでっていうことですね
なんのコレクションに貯められたもの
っていうのは先ほど作ったこれですね
取引先責任者に対する
コレクションの変数入れてください
既存のレコードも更新したいので
ここですね、有効にしてください
ここはレコードIDでいいです
あとはお好みなんですけども
私失敗した時はレコード処理しない
っていうのを選びました
これで保存押しますよね
フローの名前付けます、保存ですね
押して最後必ず有効化してください
フローの場合は必ず有効化しないと
ページにも出せないので
必ず有効化を押します
これで一旦フローの作成は終わりになります
それでは先程のフローをですね
有効化したものを
配置していきたいなと思います
今取引先のページを見ていますが
配置していきます
いつもは設定とか選んでいたんですけども
今回はぺージに関することなので
編集ページ選んでください
そうするとページを編集できるところですね
Lightningアプリケーションビルダー
という名前なんですけども
そこに移動しました
フローはちょっと確認も含めてやりたいので
取引先責任者の関連リストの真下に
配置したいと思います、左側ですね
コンポーネントあります、部品の一覧があるので
フローを配置したいので、フローですね
これをドラッグアンドドロップしていきます
こういう感じですね、何のフローですね
先ほど作ったフローの名前
繰り返しテストっていうものですね
なので押します、レイアウトはこのままでよくて
レコードIDっていうのはここですね
これをチェックしておいてください
これですね、これチェックしないと失敗するので
必ずチェックしておいてください
そして保存ですね、押します
そして戻って挙動の確認をしていきます
配置したものがここにあります
今現在3件、取引先責任者はこの取引先に
Global Media(Sample)っていう取引先には
3人いて、繰り返しテストも3人います
これが更新もできるので
田中きよしにしましょうか
今更新くんJonというのを
田中きよしっていうのに書き換えました
それで下スクロールで、保存ですね
押すと田中きよしになります
今度は既存のものが3件表示された状態で
追加していきます
佐藤さん、もう一件追加しましょうか
こんな感じですね
なので計5件になりますと
上3件をそのままで、下2件
佐藤さんと山本さん追加するって形で
保存をしていきたいと思います
するとこのように5件になります
というところでこの関連リストですね
このように配置していただくと
今回は取引先と取引先責任者のところで
やりましたけども他のところでも
これ使えそうなので、関連リストで
ちょこちょこいじりたいなっていう時は
こんなフローを作ってあげると
他の皆さんが使いやすくなるかなと思うので
Winter25になったらですね、是非
ちょっと試していただくのと
アドミンの方ですね、フローできると
更に拡張されるので、まだやったことない方は
ぜひですね、トライしていただければなと思います
ループのところとか割り当てのところとか
いろんな要素が含まれているので、すごい
練習にしてはいいんじゃないかなと思います
それでは本日の動画は以上となります
また次回の動画でお会いしましょう
さようなら
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