【この記事を監修した人】
長谷川 慎 (はせがわ しん)
YouTubeチャンネル「Salesforce初心者講座」の運営
Winter25のフローで「データの変換」要素が便利になりました。
Winter25のフローで「データの変換」要素を使用すると、テキスト、数値、通貨、ブール値、日付、日付/時刻などのより多くのデータ型を対象リソースに設定できるようになりました。
この機能についてのリリースノートはこちら
この記事では便利になったフローの変換機能を使って、「今月成立した商談の数」を求めるフローを実際に作成していきます。
フローを作成する前の下準備
フローを作成する前に、数式で商談成立した日付が今月か今月じゃないかを管理していきます。
完了予定日が今月であればチェックボックスにチェックがつくといった数式です。
AND(
YEAR( CloseDate ) = YEAR(TODAY()),
MONTH(CloseDate) = MONTH(TODAY())
)
フローを新規作成
①設定で「フロー」と検索
②「フロー」をクリック
③「新規フロー」をクリック
「最初から開始」を選択し、「次へ」をクリックします。
「スケジュールトリガーフロー」を選択し、「作成」をクリックします。
スケジュールを設定
スケジュールは任意で設定してください。
レコードを取得
開始の下の「+」ボタンをクリックし、「レコードを取得」を選択します。
「表示ラベル」と「API参照名」は任意でつけます。
オブジェクトは「商談」を選択します。
絞り込みの条件として、
「フェーズ」が「成立」(StageName 次の文字列と一致する Closed Won )
下準備で作成した数式「今月」にチェック(this__c 次の文字列と一致する True)
保存するレコード数は「全てのレコード」
レコードデータの保存方法は「すべての項目を自動的に保存」
変換
レコードを取得の下の「+」ボタンをクリックし、「変換」を選択します。
「表示ラベル」と「API参照名」は任意でつけます。
「ソースデータ」の横の「+」ボタンをクリックし、一個前のレコードを取得で設定した「商談取得」を選択します。
「対象データ」の横の「+」ボタンをクリックし、データ型「数値」を選択します。
次に選択したソースデータと対象データを対応付けします。
商談取得の上にカーソルを合わせると◉が出てくるのでクリックします。
数値データの◉をクリックすると対応付けされます。
対応付けがされると集計の画面が現れます。
集計の種別は「計数」のままにします。
集計は変換の画面から対応付けのマークをクリックすると、編集することもできます。
フローの有効化、デバッグ
有効化をクリックします。
有効化したあとはデバッグをクリックし、フローの動作を確認します。
実行をクリックします。
変換:商談変換をクリックすると、下に条件にあったレコードが2件とれてますという結果が表示されます。
参考にしてみてください!
今回は商談の数でフローを作成しましたが、色んなデータがとれると思うので、ぜひ参考にしてやってみてください。
ご覧いただきありがとうございました!
動画「Winter25 Salesforce フローの便利になった変換を試してみる 今月成立した商談の数」
※こちらの記事は動画を文字起こししております。
Salesforce初心者講座です
本日はですね
Winter25でフローで便利になった
変換のところをですね
試していきたいなと思います
どう便利になったかと言いますと
これ今ヘルプのページなんですけれども
ここですね、Transform変換という要素を
使用するとテキスト、数値、通貨、プール値
日付などですね、多くのデータ型を
ターゲットリソースに設定できるように
なったというところですね
そこで今回使うのが数値をちょっと使って
動画のタイトルにもなってるんですが
今月の商談の成立数ですね
見ていきたいなと思います
今2件ですね
今月か今月じゃないかは数式で
やっております、その数式がですね
ちょっとお見せすると
オブジェクト編集の中に
先に今月というところですね、作ってます
チェックボックスで管理するっていう形ですね
このような形で年と月がですね
今月であるかどうかっていう判定をして
それが今月であれば
数に含めるっていう形ですね
にしていきたいなと思います
なので完了予定日ですね
を今月かどうかっていうところを
判定として使っています
フローがこんな形ですね
を作っていきたいなと思います
これが事前に作ったものですね
これから実際に作っていきます
というところですね、これが毎日ですね
スケジュールというところで
スケジュールトリガーフローを使っていて
毎日確認できるように
っていうところですね、してます
私もこの変換っていうの
ちょっとよく分かんなかったのと
使ったことがなかったので
やっていきたいなと思って
ちょっと練習でやってみました
こちらですね、この変換使うと
今までループとか使って、数とかですね
取得してたんですけども
それが使わなくてもできるように
なってたのでそういった意味で
この変換っていうのは
便利なんじゃないかなと思います
これですね、作り方なんですけども
要素も少ないので
これからフローやる方とかですね
ちょっと試していただければなと
思うんですけども
分からない方のために最初から行きますね
この設定の画面入ってください
設定の画面入る時は、この画面のところですね
この右側のところですね
から入っていきます、さらに設定ですね
次にカタカナでフローと検索してください
そうするとこのプロセスの自動化の中に
フローっていうのがあるので
こんな形になりますね
作る時は新規フローをですね
作っていきます、最初から開始を選びました
今回はスケジュールトリガフローですね
でやりました、これ何でもいいです
入り口はお好きなもので
やっていただければなと思いますけども
スケジュール設定ですね
開始日が今日5なので夜中にしましょうか
こんな形で毎日とかですね、やっていきます
商談を取得しなきゃいけないので
今度は商談取得ですね
レコードを取得選びます
これ適当な任意の文字列で大丈夫です
Oppとかしましょう
Opportunityの略ですねOpp
これ何でもいいです
基本的に取得する時は皆さん
結構Get使う場合があるので
これ必ずしもGetじゃなきゃいけないか
っていうところではなく、命名規則ですね
取得の時はGetとかしておくと
他の方でもわかりやすいかなと思います
揃えておくのが全体的な効率とか
見た時はいいかなとは思います
練習の時は別に何でもいいかなと思ってます
取得するものが商談ですね
商談ですね
このオブジェクトの取得の仕方も
なんかこういつもしっくりこないんですけど
商談ってやっても出てこないので
なんかこう打っただけで
本当に認識してくれるのかなって
ちょっと怖いので一回こう
こんな形で選んでたりします
ちょっとここ余談でした
項目に関してはStageNameですね
フェーズっていうものはStageName
これが今月受注成立になってるものなので
フェーズ選んでいただいて、一致するですね
ここをClosedWonにします
WonとLostあるんですけども
Wonが成立、Lostが失注ですね
なのでここ間違えないようにしてください
あと今月っていう要素があるので
先ほど事前に作ってある数式ですね
これですね、これがTrueになってるか
っていう形になります、この下は
ここちょっと気をつけていただきたいのが
全て最初のレコードだけだと
1件だけになっちゃうので
今月成立したもの全部なので
こう全てのレコードって選んでください
ここですね、これ間違えるとちょっと
できなくなるので、一回ここまでで
保存しておきましょうか
ここも分かるような名前、今ちょっと
練習なので適当にやってますけども
こんな形で名前付けますと
今度変換ですね、変換いきます
なので今ここまできましたね
最後のところになります
この変換のところはここも変換で
ラベルつけたことあんまないんですけども
TransOppとかにしましょうか
こんな形で、このソースデータ
っていうところから取得した商談ですね
選びます、これカチッとやるんですかね
選んでいきます
対象データっていうのがあって
これを数値で選んでいただいて、作成ですね
これ選びます、カチッとやります
こんな形ですよね
もう一回見ていきましょうか
こんな形ですね
ごめんなさい、私ちょっとできてなかったですね
こう対応付けした時にですね
この集計の画面が現れるので
ここで計数か合計ですね
なので積み上げとかやる時は
合計とかやりますかね
今回はレコード数えるだけなので
計数ですね、やってください
保存っていう感じですね
そうするとこういうような形で
レコードの数を数えますよっていうことで
ここに集計というアイコンみたいなの
出てくるんですけども
これ一回保存してから編集できるようなので
ここを押していただくと
この画面に遷移するので
ここで計数と合計間違っちゃったな
っていうところであれば
変えていただければなと思います
ちょっとここ戸惑ってしまいましたが
こんな形でやっていきます、こうですね
ちょっとデバックですね
やって一回有効化しましょうか
有効化てしてデバックですね
ちゃんとこの2件が取れるかどうか
っていうところですね
2件ですよっていうところですね
今月成立した商談
今月、成立、2つの条件合致するものが
取れるかっていうところですね
ではいきます、実行ですね
デバッグ実行すると、結果がですね
ここのところに出ます
2件という形で取れています
なのでダッシュボードとかでも全然
これ取れる数なんですけども
レコードとかですね
なんかこうホーム画面とかですね
表示したいということであれば
こういうものを使って
画面作っていただくと、表示できて
ぱっと確認できるかなと思いますので
もしよろしければ今これ商談の数
やりましたけども他の数でもなんでも
できると思うので参考にして
やっていただければなと思います
以上簡単にはなりましたけども
この変換の使い方ですね私も今後
ちょっとずつ使っていこうかなと
思っておりますので
皆さんも一緒にですね
使っていただければなと思います
それでは本日の動画は
以上となります
こちらの動画よろしければ
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ありがとうございました
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