こんにちは、KLever株式会社のSalesforce初心者講座です!
今回は、Salesforceを使う上で意外と重要な**グローバル検索とルックアップ検索の「セカンダリ項目(2番目の表示項目)」**について解説します。
この記事で紹介しているウェビナーの詳しい解説はこちらの動画でご覧いただけます!
セカンダリ項目とは?
Salesforceのグローバル検索やルックアップ検索を使ったとき、検索結果に「1番目(主項目)」のほかに表示される2番目の情報のことを指します。
例えば取引先検索の場合、
- 主項目:取引先名
- セカンダリ項目:電話番号や所有者名 など
が表示され、同じ取引先名が複数あっても区別できるようになっています。
セカンダリ項目の設定場所
設定は以下の流れで行います。
- Salesforceの「オブジェクトマネージャー」から対象オブジェクトを開く
- 「検索レイアウト」を選択
- 「検索結果レイアウト」で、セカンダリ項目に表示させたい項目を設定
これだけで、検索時に表示される2番目の項目をカスタマイズできます!
ただし、注意点もあります!
グローバル検索とルックアップ検索で表示できる項目に違いあり!
- グローバル検索
セカンダリ項目として設定できるのは【ショートテキスト】【電話番号】【数値型】の項目のみ。 → それ以外(例えば参照関係や都道府県など)は無視され、代わりに次に優先順位の高い項目が表示されます。 - ルックアップ検索
より柔軟に設定でき、数式項目も利用可能!
つまり、グローバル検索では制限があるため、設定する項目には注意が必要です。
具体例
- 取引先オブジェクトのセカンダリ項目を「所有者名」に設定した場合
→ ルックアップ検索では「所有者名」が表示されるが
→ グローバル検索では「電話番号」が表示される(所有者名は参照関係のため無効)
対策:グローバル検索とルックアップ検索で同じ表示に揃えたいなら、
ショートテキスト・電話番号・数値型のいずれかを使いましょう!
なぜセカンダリ項目が大事なのか?
取引先名が似ている場合、2番目の情報で区別できると業務がスムーズです。
たとえば、
- 部門名
- 支社名
- 所有者名
などをセカンダリ項目に設定しておくことで、誰の担当か・どこの拠点かすぐに判断できます。
まとめ
- セカンダリ項目は「検索レイアウト」で設定可能!
- グローバル検索では【ショートテキスト・電話番号・数値型】のみ有効
- ルックアップ検索はもっと自由に設定できる
- 両方で同じ情報を表示したいなら「制限あり型」を選ぼう!
正しく設定しておくと、検索効率がぐんと上がりますよ!
以上、Salesforce初心者向けの「セカンダリ項目設定講座」でした!
この情報が少しでも役立ったら、ぜひ高評価・コメント・チャンネル登録をお願いします!
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