Salesforce Webからの新規問い合わせ管理(Web-to-リード)について
SalesforceにはWeb-to-リードというWebからの新規の問い合わせを管理する標準機能があります。
Webからの問い合わせをSalesforce上の「リード」に自動で登録させるというものです。
本日はWeb-to-リードについてご紹介していきます。
Salesforce Web-to-リードを使用すると・・・
リードは入力してレコードを作成もできますが、Web-to-リードはSalesforceで作成したフォームのHTMLタグを自社サイトに埋め込み、そのフォームを追加した見込み客を自動でリードに登録されるというものです。
従来の問い合わせフォームでは指定されたメールアドレスに登録情報が送られてきて、その情報をSalesforceのリードに登録することになり、人の手が入りますので、入力ミスも出てくるでしょう。
しかしWeb-to-リードを使用すると、見込み客が問い合わせフォームに姓、名や会社名、メールアドレスを入力して送信すると、その情報がそのままリードとして1レコード作成されますので、リード登録の効率化につながります。
Salesforce Web-to-リードの設定方法
Web-to-リードの設定方法は下記になります。
- [設定]からクイック検索で「Web」と検索すると、Web-to-リードと表示されますので、選択します。
- 「web-to-リードフォームの作成」をクリックする。
- フォームに必要な項目を取捨選択し、追加したり削除したりする。
- 最後に出力されるHTMLテキストをwebサイトに貼り付ける。
Salesforce Web-to-リードの注意点3つ
SalesforceのWeb-to-リードの注意点1つめは、フォームが定形となるとめ、Webサイトの相性によっては、埋め込んでも表示されない場合があるということです。
Webサイトのデザインが非常に凝っている場合であったりすると、使えない場合があるので注意が必要です。
注意点2つめは、リード登録が自動で実行されるので、氏名や住所が間違って入力されていた場合は、手動で登録の修正が必要になったりすることです。
入力や記号の有無などをチェックする機能がないので、必要な場合は入力チェックをするプログラムを加える必要があります。
注意点3つめは、Web-to-リードで生成できる件数は1日に500件までという制限があることです。
上限を超えた場合、デフォルトのリード作成者([Web-to-リード設定] ページで指定)に設定されている担当者へ、リード情報を記載されたメールが送られます。
Salesforce Webからの新規問い合わせ管理(Web-to-リード)を使ってみよう!
Web-to-リードはSalesforceの標準機能なうえに、設定も簡単でとても便利な機能です。
Webフォームから獲得されたリードを有効活用し、より多くの顧客の効率的な獲得を目指しましょう!
この記事へのコメントはありません。