Salesforceのエディションとは?
Salesforceのエディションとは、それぞれの組織のニーズに合わせた機能とサービスを合わせたものになります。
エディションごとに搭載された機能や価格が違うので、代表的な4つを取り上げて紹介していきます。
はじめは基本的なエディションからスタートし、ビジネスの要求が進むに応じて、より機能が豊富なエディションへアップグレードしていくのもおすすめです。
Essentials Edition(エッセンシャル エディション)
営業やサービスの生産性を向上させるために CRM システムをすぐに開始する中小企業向けに設計されています。これには、設定アシスタントと管理ツールが含まれており、成長に合わせてリリースをカスタマイズできます。
一番安価なエディションになりますが、カスタムオブジェクトと言われるデータベーステーブルの作成ができません。
カスタムオブジェクトを作成したい場合は別のエディションを選択する必要があります。
Professional Edition(プロフェッショナル エディション)
CRM の全機能を必要とするビジネス向けに設計されています。簡単で使いやすいカスタマイズ、インテグレーション、管理ツールが含まれており、中小規模のリリースを容易に進めることができます。
カスタムオブジェクトと言われるデータベーステーブルの作成が50個まで作成が可能で、デフォルトで存在するオブジェクトの他にオリジナルのデータベーステーブルを作成ができます。
Enterprise Edition(エンタープライズ エディション)
大規模で複雑なビジネスのニーズに応えるために設計されています。
Professional Edition で使用可能なすべての機能に加え、高度なカスタマイズおよび管理ツールで大規模なリリース環境をサポートできます。
Enterprise Edition には、Salesforce API へのアクセスも含まれているため、バックオフィスシステムとも容易に統合できます。
カスタムオブジェクトと言われるデータベーステーブルの作成が200個まで作成が可能です。
そしてもっとも利用されている数が多いのが、こちらのエディションになります。
プロセスビルダーやフローと呼ばれる自動化の機能も4000個まで使用ができます。
Unlimited Edition(アンリミテッド エディション)
Lightning プラットフォームを通して最大限の成功をもたらし、その成功を企業全体に広げます。
これまでにない柔軟性を備えたプラットフォームにより、あらゆる情報をオンデマンドで管理して共有できます。
Enterprise Edition のすべての機能に加え、プレミアサポート、モバイルのフルアクセス、無制限のカスタムアプリケーション、ストレージ制限の緩和などが含まれます。
こちらは最上位のエディションとなります。
カスタムオブジェクトと言われるデータベーステーブルの作成が3000個まで作成が可能です。
カスタムオブジェクトの中に作成ができるカスタム項目も800個まで作成が可能です。
自社のエディションはどうやって確認するのか
現在使用している自分の組織のエディションは簡単に確認できます。
設定のクイック検索で「組織情報」と検索してください。
下記画像の赤枠で囲んだところで確認できます。
こちらは上記では紹介していない、Developer Edition(デベロッパー エディション)というもので、Lightning プラットフォームと API にアクセスできます。
開発者は、Salesforce を拡張し、他のアプリケーションと統合して、新しいツールやアプリケーションを開発できます。Developer Edition では、Enterprise Edition で使用できる機能の多くにもアクセスできます。
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